外国人を専門職として雇用する場合によく出てくる在留資格が、「技術・人文知識・国際業務」です。
一般的には「技人国」と呼ばれることもあります。
通訳、翻訳、海外営業、マーケティング、システム開発、設計、企画業務などで検討されることが多い在留資格です。
ただし、技人国は「外国人を雇うための万能な資格」ではありません。
仕事内容と本人の学歴・職歴との関係が重要になります。
この記事でわかること
この記事では、次の内容を解説します。
・技人国ビザとは何か
・対象になりやすい業務
・通訳・海外営業で注意する点
・会社側が準備すべきこと
・早めに確認すべき理由
技人国ビザの基本
技人国は、専門的な知識や技術、外国文化に基盤を有する思考や感受性を必要とする業務に関係する在留資格です。
代表的な業務としては、次のようなものがあります。
・通訳、翻訳
・海外営業
・貿易業務
・マーケティング
・システムエンジニア
・設計、開発
・経理、総務、人事などの専門的事務
大切なのは、単に「外国人だから採用する」という理由では足りないということです。
その方の学歴や職歴と、会社で担当する業務内容に関連性があるかを確認する必要があります。
通訳・海外営業で必要になる主な確認
通訳や海外営業で技人国を検討する場合、次の点を整理しておくとスムーズです。
・どの言語を使うのか
・誰とのやり取りがあるのか
・海外顧客や取引先が存在するのか
・業務の中で専門性が必要か
・単純作業が中心になっていないか
・本人の学歴や職歴と業務内容がつながっているか
たとえば、海外営業という名前でも、実際には現場作業や単純な販売補助が中心であれば、技人国として説明しにくい場合があります。
職務内容の整理が重要です。
注意点
技人国で注意したいのは、実際の仕事内容と申請上の説明がずれないようにすることです。
書類上は「通訳」と書いていても、入社後の実態が現場作業中心であれば問題になる可能性があります。
また、会社側の事業内容も重要です。
海外取引、外国人顧客対応、多言語対応など、なぜその人材が必要なのかを説明できるようにしておく必要があります。
早めに準備すべき理由
技人国は、本人だけでなく会社側の説明資料も重要になります。
次のような資料を早めに整理しておくと安心です。
・会社概要
・事業内容
・職務内容説明
・雇用契約書
・本人の学歴、職歴資料
・取引先や業務実態がわかる資料
採用を決めてから慌てて準備すると、仕事内容の説明が曖昧になりやすくなります。
令和リーガル行政書士事務所でできること
令和リーガル行政書士事務所では、技人国に関する事前相談、職務内容の整理、会社側資料の確認、受入れ準備のサポートを行っています。
通訳、海外営業、専門職採用などで「この業務内容で問題ないのか」と悩まれている場合は、早めにご相談ください。
取扱可能な範囲を確認のうえ、個別にご案内いたします。
令和リーガル行政書士事務所では、VISA・国際業務、法人設立、各種許認可、補助金、事業支援など、事業者様・個人のお客様に必要な行政手続きをサポートしています。
「何から始めればよいかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

